私が看護師になることを選んだ理由

私が看護師という職業を選んだきっかけは、実はとても現実的なものでした。
昔から自由気ままに放浪することが好きで、自分が行きたい場所を歩き回るためには、まず手に職をつけることが最短ルートだと考えたからです。
看護師という仕事は、全国どこでもニーズがあり、生活を支える給与も安定しています。
そして何より、働いて貯めた十分なお金を旅行費にあてられることも、理由として大きいです。
まだ見ぬ景色に会いに行くために、看護師としてやってこれたといっても過言ではありません。
もちろん、命を預かる現場は責任が重く大変なことも多いです。
ただ、そんな厳しい現場を何度も見ることで、自分の人生を生きる重要性、人としての揺るがない強さを教えてもらったと感じています。
また、旅先で出会う困難に動じない精神力や、誰とでもコミュニケーションが取れる技術は、看護の現場で磨かれたものでもあります。
最初は自由を手に入れるための手段として選んだ道でしたが、今ではこの仕事が自身のアイデンティティとなって、旅をより豊かなものにしてくれています。
以前まで、旅をするために働くという感覚が強かったのですが、最近では看護という仕事があるからこそ、旅が輝くのだと感じるようになりました。
過酷な現場で人の生死や痛みを見つめるからこそ、知らない土地で感じる風の心地よさや、現地の方との何気ない会話が、心に深く染み渡るように感じます。
これからも、自分と誰かを支えるために看護に従事しながら、広い世界を自分の足で歩き続けていきたいと思っています。